こんにちは。今回は放課後等デイサービスの選び方についてです。
最近はたくさんの放課後等デイサービス(放デイ)が増えました。その分、どのように選べばいいのか悩んでしまうのではないでしょうか。
選ぶコツやポイントについてお話ししたいと思います。
もくじ
選び方はズバリ見学した印象!!
こんなことを書くとあたりまえじゃないかと怒られてしまいそうですが、見に行った印象が全てです。
選ぶ際にはネットの評判を見たり、相談支援事業所で紹介されたりすることが多いと思います。自力で探すよりはしっかり活動をしている放デイを見つけられると思いますが、利用してみると何か違うなと思うことがあると思います。
放デイは、どこの施設も見学を受け付けていると思うので、見てから決めましょう。
見るべきポイント6つ!!
印象!といっても見るべきポイントがいくつかあります。今回は6つ挙げてみました。
職員の人数
職員の人数は大事です。放デイの1日の利用定数は10人です。その人数を見る職員は何人必要でしょうか?
決まった人数はありませんが、子ども2~3人に対して職員が1人いる人数がいると安心します。
職員の総数と1日の職員の数の両方を聞いてみましょう。
職員の回転
放デイによっては職員がすぐにやめてしまう場所もあります。見学の時に「すごくいい!」と思っても数か月すると職員が総変わりして雰囲気も質も変わってしまった…ということがありえます。しかもけっこうな確率で!
職員の方の経験年数を聞いてみて、その流れで「みなさんはどれくらいここに務めているんですか?」とさらって聞いてみましょう。
職種について
放デイでは、特別な資格がなくても働くてことができます。資格がないからよくないということではありませんが、専門職がいる施設では、それぞれの職員の専門性を発揮して子供たちと関わってくれるでしょう。
放デイにいる職員は、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭、介護士、児童指導員、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、看護師…などです。
子どものことでどんなことで悩んでいるのか、どのようなことの伸ばしたいのかによって決めるのもアリです!
活動内容
活動内容はとても大切です。少し前は、預かってテレビを見せるだけという施設が多々見られました。それではよくないと国から質の確保をするようにと規制が入り厳しくなりました。
現在は、大きく分けると個別指導か集団指導の2つに分けられます。どちらかだけのところもあれば、両方行っているところもあります。
個別指導の内容も確認できると良いでしょう。学習支援なのか、運動メインなのか、だれが行っているのか、時間は?といったあたりを確認してみてください。
集団指導は、遊び中心か、SST(ソーシャルスキルとレーニング)か、施設の外に出かけることはあるのか、運動中心なのかなどを確認しましょう。
来ている子供
利用している子供の様子も大事です。
ポイントは、お子さんと年齢が近い、雰囲気やできることが似ている、楽しそう!などです。
できること、楽しめることが近いと、言うまでもなく楽しいです。また行こう!という気になると思います。
年齢が近い、雰囲気が似ているということは、その保護者の方は似たような悩みを持っていることが多いと推測されます。
職員に解決できないことでも、保護者の方にしか解決できないことがあります。いろいろなつながりができるという点でも、子供を見るのは大切です。
通える頻度
通える頻度も施設によって変わります。受給者証の支給量が余っていても、その施設の空き具合によっては希望の曜日や日数を通えないかもしれません。
見学に行く前に分かれば別の施設を優先して見学に行くと効率的に回れるかもしれませんね。
まとめ
以上、放課後等デイサービスの選び方でした。
今回の6つ以外にもたくさん考慮する点があると思います。とはいっても、完璧だ!と思える施設を探すのは難しいと思います。複数の施設を利用して、合っている施設にシフトしていくのも良いのではないかと思います。
今回の記事がみなさんの手助けになったら幸いです。