こんにちは。今日は10以上の足し算の覚え方についてです。
小学生になって繰り上がりがでてくるとつまずいてしまう方がいると思います。
ちょっとした教え方のコツを知っておくと、問題を解決できるかもしれません。
もくじ
数をどれくらい数えられるか
以前序数性についての記事を書きましたが、今力がないと10以上の数を数えることができません。
答えが20までの足し算になるのであれば、最低でも20までの数を数えられること、
指定された前後の数がわかる(12の次の数は?など)ことが必須です。
数の概念についてもわかるか
数の大小についてわかっているかが重要な力になってきます。
算数の授業でよく見られる間違い方として「55」を「505」と書くというものがあります。
これは音だけ覚えているので、「50」を書いた後に「5」を書いてしまっています。
間違いに気が付けないのは、頭の中に数の概念が作られていないからです。
また、序数性の知識もついていないと思われます。
まずは小さい数から50はどれくらいのものが集まってできたものなのか、
500はどんな集まりなのか視覚的に理解していくことが大事です。
お金を使って考えてみよう!
10以上のことを考える際に、お金を使って考えることがおすすめです。
1円が10枚集まると10円と同じになる。
50円と500円なら500円のほうがもらったほうが嬉しい
ということを小さい頃から知っている子が結構多いのです。
買い物に行った際の経験から理解できる部分が大きいのではないかと思います。
お金に数字が書いてあるので、大小がわかりやすく
お金の大きさも金額が大きいと大きくなっているというわかりやすさがあります。(50円は例外ですが…)
お買い物をすると、買えるものの量で数の概念を大まかに知ることができます。
そう考えるととてもいい教材だと思いませんか?
実際にお金を使って考えてみると楽しいかもしれませんね。
※最初の画像はソコストさんのイラストを利用させていただきました。ありがとうございました。