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音韻認識とは 読み書きの発達に必要な力について解説します!

こんにちは。今回は音韻認識について書きたいと思います。

音韻認識は読み書きの発達に必要な力です。どのようなものなのか知っておきましょう。

音韻とは? 

それぞれの言語の枠組みの中で構成されること音の要素のことを音韻と言います。

それぞれの言語の枠い「り」「ん」「ご」という3つの音で作られています。

例えば、「りんご」は「り」「ん」「ご」という3つの音で作られています。

英語だと「apple」は「a」「p」「p」「l」「e」は5つの音で作られています。

日本語では、リンゴと聞いたときに「r」「i」「n」「g」「o」と聞き取ることはありません。

音韻認識って?

聞いた音の要素について意識することを音韻認識といいます。

「りんご」と聞いた際に、これは「3つの音でできている」とか「り、ん、ごの3つだ」などのように、

音一つ一つに意識を向けられる力のことです。

この力がついてくると、じぶんの名前の中にも同じ音が入っていることや、

2つの言葉が似ていることなどをお話してくれることが増えてきます。

どんなふうに発達するんだろう?

4歳後半にあたりで、聞いた単語にどんな音が入っているのかわかるようになります。

同時期に先頭の音が何かわかるようになります。

5歳前半では、最後の音が分かるようになり、その後、途中にある音(りんごの「ん」など)が認識できます。

5歳後半にはしりとりができるようなります。言葉を反対からいえるようにもなります(りんごを「ごんり」と言うなど)。

音韻認識が伸びるとどんなことが起こるのかな?

どんな音が入っているのか、先頭の音は何かわかるようになると、ひらがなが読めるようになってくると言われています。

日本語は1文字に1つの音が対応しています。聞いた音を一音ずつ認識できるようになることで、

文字と対応させることができ文字の読み書きにつながります。

音韻の認識ができると、発音が流暢になりスムーズに発音できるようになっていきます。

例えば、英語の音韻体系が理解できるようになっていくと、母国語が英語の方が話すような発音になっていく、

ということになります。

音韻認識を伸ばす方法

では、音韻認識を伸ばすためにはどんな方法があるのでしょうか。

以下が方法になります。

・聞いた単語が何文字なのか答える。 例)「りんご→3!」

・文字数だけ手を叩く。 例)「らいおん→手を4回たたく」

・一番最初の音を当てる。 例)「サイの最初の音は?→さ!」

・一番最後の音を当てる。 例)「いぬの最期の音は?→ぬ!」

・途中の音を当てる。 例)「みかんの真ん中の音は?→か!」

・しりとり

・はんたいことば 例)「バナナを反対から言うと?→ナナバ!」

・音を消して答える。 例)「えほんのほを消すと?→えん!」

・音を変えて答える。 例)「リンゴのリをダに変えると?→ダンゴ!」

などがあります。

今までにも音韻認識を伸ばす教材を公開しているので参考にしてみてください。

楽しんで行うことが一番の近道になります。小さいころから遊びを通して伸ばしていきましょう。

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