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言葉の発達 1歳~2歳の言葉の発達について解説します!

こんにちは。今回は1歳~2歳の言葉の発達について書きたいと思います。

ついに初めての言葉を話し始めます。

歩けるようにもなる時期なのでかなり大きな変化が起こる時期ですね。

どのような発達をしていくの見ていきましょう。

1歳~1歳半 初めての言葉を話し始める時期

1歳あたりになると初めて意味のある言葉を話し始めます。

この時期には指差しが増加します。指をさしながら「あ!」「マンマ!」と言います。

音声の真似も多くなります。

この時期に話す言葉の多くは、「マンマ」「ワンワン」「ブーブー」などの発音しやすい音です。そして物の名前を話すことが多いようです。

「マ」「バ」といった音は、おっぱいを飲む動きをしていくうちに唇の動きが鍛えられ

音を作ることができるようになるのだと思います。

聞いて理解できる言葉の数もかなり増えています。

10か月あたりに50語、12か月には100語近くの言葉を理解しているようです。

話す言葉と同様に物の名前を最初に理解することが多いです。

そのほかに「ばいばい」「ちょうだい」「だめ(ブー)」などの、大人と関わる中でよく聞く言葉も早めに理解しています。

物の名前や大人からの声掛けを最初に理解する理由は、聞く回数が多いからだと考えられています。

1歳あたりではまだ生活圏が狭いため、言葉を繰り返し聞くことが増えます。

この繰り返しが言葉を理解するためには大切な要素です。

この時期は覚えた言葉を様々なものに当てはめて話します。

「ワンワン」と覚えたあとに、ネコやウマ、ウシなどを見ても「ワンワン」と言うということがあります。

間違っているわけではなく、近い物に対して似ている物の名前を言うことが多いようです。

今回の「ワンワン」の場合は、4足歩行の動物に対して「ワンワン」と言っています。

これを繰り返していくことでカテゴリーの理解が進みます。

言葉が増えていくと何にでも「ワンワン」と言うことは減っていきます。

1歳半~2歳 知っている言葉がどんどん増えていく時期

言葉が増えていく時期です。物の名前を中心に、動詞や助詞を覚えていきます。

話せる言葉が50語を超えると、2語文を話し始めるようになります。

質問の言葉を知るようになるのもこの時期で、「なに?」「これ?」と質問できるになります。

質問できるようになるということは、物に名前があることを理解した証拠です。

知りたい!という気持ちが強くなりたくさん「なに?」と聞いてくれるようになります。

助詞は「ね」を最初に覚え、次に「の」「よ」などの最後に付くものを覚えます。

「ね」は共感、「の」は所有を表します。自分の気持ちを伝えたい・共感したいという気持ちが伸びていない状態では

「ね」と使うことは見られにくいのではないかと思います。

位置関係(横、上、下)、体の部位、形の区別など、理解できるものが増えていきます。

1~2歳の理解できる言葉の数はおよそ200語と言われています。

しかし、個人差がかなり大きいようなので、あくまで目安として考える方が良いと思います。

さいごに

今回は1歳~2歳の言葉の発達について書きました。

言葉を話し始め、言葉が急速に増え始める時期です。

物に名前があることがわかり、疑問がどんどん生まれるので保護者の方にとっては大変な時期でもあります。

できる範囲で質問に答えて知っている言葉を増やしてあげられるといいですね。

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